青野ノリフミの「戻りました」

エッセイ・随筆。休憩から戻ったときに思い出したり、人に話したりするような、気軽に読めるものを書いています。

便所の落書き。

今週のお題「最近いちばん笑ったこと」

 

遠くの図書館に行ってきました。入り口からすぐに左右に分かれていて、建物の中に図書室が2つあるという感じ。他の利用者が本を借りて帰ろうとしています。テーブルもありましたが、1人になってしまうのが嫌だったので、すぐに出てしまいました。

せっかくの遠出、さすがに2分の滞在だけではもったいない。つり橋のある公園へ寄ることに。板が少しもろくなっていて「足元注意」と書いてあります。つり橋効果は抜群です。ギシギシと揺らしながら渡ります。1人で。

公園のトイレを使うと、壁に「男好きの男」「きもちいいい」などと書かれてあるのです。久しぶりにまじまじと見ました。いわゆる便所の落書き。昔はどこのトイレにもありました。懐かしさもあってか1人でニヤニヤと笑ってしまいます。

もしかしたら、便所の落書きって、嫌がらせじゃなくて、1人できたおじさんが寂しくて書いていたのでしょうか。