青野ノリフミの「戻りました」

エッセイ・随筆。休憩から戻ったときに思い出したり、人に話したりするような、気軽に読めるものを書いています。

スーパーで指を舐めて袋を開ける人たち

衝撃でした。数か月前にスーパーで見かけたのです。年輩の人が両手の指を交互にペロペロと3回ずつなめて袋を取っていて、それでもうまく取れずスタッフに頼んでいました。

 

それからいろんなスーパーでも見てますが、マスクをずらしたり、こっそり指を突っ込んだりしてなめてる人の多いこと。

年齢を重ねると、乾燥しやすくなるでしょうし、指をなめることが人間の本能かもしれません。感染症は心配ですが、責めるつもりはありません。明日は我が身です。

 

袋を開けるときだけではなく、タッチパネルを使うときや、お札を数えるときになめる人もいます。

袋だけなら店がスポンジなどを用意すればいいのですが、お札はいつ触るか分かりません。タッチパネルも、レジのところだけではないのです。スマートフォンのタッチパネルもなめて使う人がいると言います。その手でスポンジを触ることになります。

 

不思議なのは、なめる人の中には20代の人もいるのです。

彼らが学生の頃は、意外となめるのが普通だったのでしょうか。それとも、卒業してから変わってしまったのでしょうか。