青野ノリフミの「戻りました」

エッセイ・随筆。休憩から戻ったときに思い出したり、人に話したりするような、気軽に読めるものを書いています。

霊感がある人が読む

あなたは、霊感がありますか。

「ない」と答える人も、最後まで読んでくれたら答えは変わるかもしれません。

霊感があると教えてくれたのは、それぞれ当時の年齢で、19歳、26歳、41歳、50歳くらい。全員バラバラで、共通しているのは4人とも女性です。ただ、これは私が男性であることで、相手が話しやすかったという可能性も否めません。

他の共通点は、全員がモテる人たちだったことです。相手を気遣い優しく話しかけられる人、漫画みたいなモテモテ学生生活を送っていた人、15歳下の彼氏がいる人、明るく面白い人。

なぜモテる人たちばかりなのか。考えられる答えは三つ。

一つ目は、モテるから「霊感がある」と本当のことを言いやすい。幽霊が見えるというと、少なからず否定してくる人がいると思います。ですが、モテる人は異性からは否定されにくいと思います。

二つ目は、幽霊などからもモテる。異性の幽霊からは好かれて、同性からは嫉妬されているかもしれませんし、体を乗っ取ろうとされるかもしれません。

三つ目は、信じることでモテるようになる。例えば、「あなたは、こういう色だから、こういう部分が優れています」と、事実を言っているように言えば、照れることなく相手を褒めやすいです。どのような褒め方であれ、褒められたほうは、嫌な気がする人は少ないのではないでしょうか。「自分では気付いてないかもしれませんが」と言われたらだんだんと信じてくるものです。

三つのうち、一つ目と二つ目の答えは、霊感を信じない人には証明のしようがありませんが、三つ目の答えなら、納得していただける方もいるかと思います。

 

最後に、もう一度尋ねます。

あなたは、霊感がありますか。