青野ノリフミの「戻りました」

エッセイ・随筆。休憩から戻ったときに思い出したり、人に話したりするような、気軽に読めるものを書いています。

立派なスッポン

図書館の駐車場で、警備員さんが離れた場所から話しかけてきました。

大きな声ですが、急だったので聞き取れませんでした。車を止めた位置が悪かったのかと、文句を言われると思い身構えます。覚悟を決めて近寄ると、警備員さんは川を指さしました。

そこには、大きなスッポン。

首の太い、立派なスッポンが川の茂みにいました。
「顔を出したのを初めて見た」と笑顔で話す警備員さん。逃げる前に誰かに見せたくて、少し離れている私に大きな声で話しかけてきたのです。その川には何匹か住んでいるらしいです。「かまれないように気をつけてください」そう話して、その場を離れました。

ブログを書こうとは考えていたものの、なかなか行動に移せませんでしたが、今日見た立派なスッポン、それこそ一度かんだら絶対に離さないであろう。あの力強さにあやかって頑張ってみようと思います。